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Activity

デジタルヒューマン・シンポジウム2011

2010年4月、デジタルヒューマン研究センターはデジタルヒューマン工学研究センターに生まれ変わりました。 これまで、私たちは「人間の機構」「運動」「生理」「行動」に関するコンピュータモデルを構築してきましたが、デジタルヒューマン工学研究センターでは、これらに加え、人間とその「生活」をモデル化し、時間、空間、他者も含めた機能的なコンピュータモデルの構築とその応用研究に挑戦しています。

このデジタルヒューマン工学研究センターとして記念すべき第1回目のシンポジウムとなりました、デジタルヒューマン・シンポジウム2011では「生活と健康」をメインテーマに開催致します。 当日は、健康な日常生活をデザインするための技術として、5名の若手研究者が最新の研究成果をご紹介致します。 さらに、この分野で先駆的な業績をあげておられる3名の研究者をお招きし、最新の研究動向についてご講演頂きます。

さらに、シンポジウム終了後には、われわれの研究拠点である産総研臨海副都心センターにてオープンハウスを行います。 私たちのすべての研究をご覧頂き、研究者と熱く意見を交わせることを楽しみにしています。

持丸 正明
独立行政法人 産業技術総合研究所
デジタルヒューマン工学研究センター・センター長

新着情報

開催概要

プログラム

※詳細は変更する可能性がございます。

09:30開場・受付開始
10:00~10:20 開会挨拶
持丸 正明 (デジタルヒューマン工学研究センター)
10:20~11:10 招待講演1
「Quality of Life Technology: Pittsburgh Experience」
金出 武雄 (産業技術総合研究所,カーネギーメロン大学)
11:10~11:30 研究発表1
「Autonomy for Mobile Service Robots」
Simon Thompson (デジタルヒューマン工学研究センター)
11:30~11:50 研究発表2
「健康サービスのための歩行評価システムの開発」
青木 慶 (デジタルヒューマン工学研究センター)
11:50~13:00昼食
13:00~13:50 招待講演2
「ICF: 人の「健康と生活」の見方・とらえ方の技術-「生きることの全体像」についての「共通言語」-」
大川 弥生 (国立長寿医療研究センター)
13:50~14:10 研究発表3
「たばこライタのチャイルドレジスタンス機能」
多田 充徳 (デジタルヒューマン工学研究センター)
14:10~14:40Coffee Break
14:40~15:30 招待講演3
「ヒューマンモデルをもつRTシステムのデザイン」
佐藤 知正 (東京大学大学院)
15:30~15:50 研究発表4
「日常生活データベースに基づいた傷害リスクアセスメント」
野守 耕爾 (デジタルヒューマン工学研究センター,早稲田大学大学院)
15:50~16:10 研究発表5
「生活デザインのための生活機能構成学」
北村 光司 (デジタルヒューマン工学研究センター,CREST)
16:10~16:20 閉会挨拶
加賀美 聡 (デジタルヒューマン工学研究センター)
16:30~18:00オープンハウス: DHRC見学会

招待講演者

Takeo Kanade

金出 武雄

産業技術総合研究所 特別フェロー
米・カーネギーメロン大学 ロボティクス研究所 教授
米・カーネギーメロン大学 生活の質工学研究センター センター長
http://www.ri.cmu.edu/

<略歴>
1974年  京都大学 電子工学科 博士課程修了 (工学博士)
1976年 同 助教授
1980年  カーネギーメロン大学 計算機科学科・ロボット研究所高等研究員
1985年 同教授
1992-2001年  カーネギーメロン大学 ロボティクス研究所 所長
1993年  カーネギーメロン大学 U.A. and Helen Whitaker 記念教授
1998年  カーネギーメロン大学 U.A. and Helen Whitaker 記念全学教授
2001年  産業技術総合研究所 デジタルヒューマン研究ラボ ラボ長 (非常勤)
2003年  産業技術総合研究所 デジタルヒューマン研究センター センター長 (非常勤)
2006年  カーネギーメロン大学 生活の質工学研究センター設立 センター長
Yayoi Okawa

大川 弥生

国立長寿医療研究センター 生活機能賦活研究部 部長
http://www.ncgg.go.jp/department/cre/index-cre-j.htm

<略歴>
1982年 久留米大学医学部大学院修了
1982年  東京大学医学部附属病院リハビリテーション部医員 (のち助手)
1992年  帝京大学医学部リハビリテーション科講師 (のち助教授)
1997年  国立長寿医療研究センター老人ケア研究部部長 就任
2004年 組織がえにより現名称に改称

発表要旨
人の「生活と健康」を支援する工学分野の研究・開発においては,明確な「生活機能」向上の観点に立つことが求められる. そのためには,生活機能,すなわち人が「生きることの全体像」の理解・把握の基盤であるICF(国際生活機能分類,International Classification of Functioning, Disability and Health, WHO,2001)の理論的・実際的枠組みと,生活機能向上にむけた工学分野の研究・開発のストラテジー(技術体系・研究体系・組織)が必要である. 今回そのICFと,上記ストラテジー確立に向けた課題を,これまでの生活機能研究の成果に立って述べる.

Tomomasa Sato

佐藤 知正

東京大学大学院 情報理工学系研究科 知能機械情報学専攻 教授
東京大学大学院 情報理工学系研究科 創造情報学専攻 教授
http://www.ics.t.u-tokyo.ac.jp/index-j.html

<略歴>
1976年  東京大学大学院 工学系研究科産業機械工学専門課程 博士課程修了
1976年  通産省工業技術院 電子技術総合研究所 入所
1991年 東京大学教授工学部機械工学科に出向
1991年  同先端科学技術研究センター 先端システム大分野 巨大システム分野に配置換え システム分野教授
1997年  同工学系研究科 機械情報工学専攻 教授 併任
1999年  同工学系研究科 機械情報工学専攻 教授 移籍
2001年  同情報理工学系研究科 知能機械情報学専攻 名称変更

発表要旨
ロボット技術を応用したシステムが,社会に入り社会で役立つといった事を考えた際には,いろいろなデザインをやり直さなければならないと考えている. というのは,そのようなシステムは,人をみて,人に適応して対応する機能が必須であり,人を中心に据えたアプローチが必須だからである. 本講演では,この目的をよりよく実現するためにシステムの中核部分に人のふるまいを観察し,ヒューマンモデルをつくりあげ,それに基づいて機能する“ヒューマンモデルをもつRTシステム”のデザインとりデザインを扱う.いいかえると“ディジタルヒューマンをもつRTシステム”について議論する.つまり,システム内に人の機能のモデルをもつRTシステムをどのような考え方でデザインすればよいのか,どのような観点でリデザインを行っていかなければならないのかについて述べる.これは,これまでRTシステムがどのようにデザインされてきたかという事を振り返ると同時に,これからの方向性を示すことになっている.

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