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【人間情報研究部門】シンポジウム

Symposium on Human Informatics (SHI) 2017

第3回産総研・人間情報研究部門シンポジウム(SHI2017)のテーマは「超多様化社会に向けた標準・認証・制度つくり:モノ中心から人間中心への動き」です。 標準は、モノの互換性を担保するための合意という枠組みを超え、国際市場でビジネスをするための産業ルールとなり、社会をより良く変えるための方策ともなっています。 モノやサービスの性能評価方法や、組織経営プロセスに至るまで、さまざまなものが標準として策定されています。 そして、その標準に準拠しているかどうかを認証をする制度も同時に作られるようになっています。 これらの標準や認証に、早い段階から関与することは、競争のルール設計に関与することであり、他人の土俵で相撲を取らないようにするための重要な戦略です。

さて、高齢化、少子化、国際化により、日本に暮らす人々の多様性は今までになく大きなものとなっております。 そのような多様性への対応は大きなビジネス機会であり、また、社会貢献でもあります。 人間特性の多様性を知り、モノやサービスを駆使してそれに対応していく、まさしく人間中心の思想がこの対応策の原点です。 人間情報研究部門のメンバーは、人間中心思想に基づく人間計測、モノやサービスの品質評価、さらには、それを推進する組織経営のガイドラインにかかる標準策定に関わっています。

シンポジウムでは、多様化社会における弱者−子ども、高齢者、障害者の生活安全、利便、健康を支えるための標準や、それに基づく認証制度を紹介して参ります。 さらに、新しい動向として、従業員の労働の品質評価、サービスの品質評価などの標準化についても俯瞰します。 また、最新のVR・ARが、ユーザである人間に与えるさまざまな影響や効果を標準化していく動きについて、パネルディスカッションで意見交換をいたします。

日頃、製品開発に関わっておられる方々は、標準は画一的基盤であって付加価値や差別化とは無縁である、と考えておられるかも知れません。 それは、やや古い標準の捉え方です。今、先駆的な思想が標準として策定され、そのルールの上で先駆的な思想で製品開発を進める企業が国際的に活躍する時代になっています。 企業が人間中心設計で付加価値化と差別化を進めているのであれば、まさに、その人間中心思想に基づく標準化の最前線を知り、そのルール設計に関与することが肝要です。 技術で勝って、競争ルールで負けることの無いよう、是非ともこのシンポジウムに参加いただき、最新の動向を把握いただければと思います。 今回は、つくば開催です。昼休みには、つくばの研究室見学とのポスターセッションを用意いたしました。 研究者と個別にディスカッションいただきながら、人間情報研究最前線を知っていただければと思います。 お忙しい時期と存じますが、万障お繰り合わせの上、ご参加いただければ幸いです。

情報・人間工学領域 人間情報研究部門 部門長 持丸正明

開催概要

テーマ: 超多様化社会に向けた標準・認証・制度つくり:モノ中心から人間中心への動き
日時: 2017年9月26日(火) 10:00~17:40 (受付開始 9:30)
場所:  国立研究開発法人 産業技術総合研究所 つくばセンター 共用講堂
(産総研つくばセンター(つくば中央サイト) 交通案内のページ)
参加費: 無料
主催:  国立研究開発法人 産業技術総合研究所 情報・人間工学領域
後援:  (一社)日本人間工学会
PDRベンチマーク標準化委員会
サービス学会

プログラム

プログラムの構成は変更になる場合があります。

9:30開場・受付開始
10:00~10:05開会挨拶
関口 智嗣 (産総研 理事, 情報・人間工学領域 領域長)
セッション1 「Human Centered Organizationのススメ」
10:05~10:35講演
「超多様化社会に応える人間中心思想をモノからサービス、そして組織経営へ」
持丸 正明 (人間情報研究部門 研究部門長)
セッション2 「キッズデザインで創る生活安全価値」
10:35~11:00招待講演2
「キッズデザインガイドラインと認証の取り組み(仮)」
杉山 智康 様 (特定非営利活動法人キッズデザイン協議会)
11:00~11:25研究講演2
「社会問題を産業に変換する試みとしてのキッズデザイン」
西田 佳史 (産総研 人工知能研究センター 研究チーム長)
11:25~13:30昼食休憩, オープンハウス, ラボツアー
セッション3 「アクセシビリティ配慮への期待と普及」
13:30~13:55招待講演3
「アクセシブル・デザインの標準化 —その課題と可能性—(仮)」
高橋 玲子 様 (株式会社タカラトミー)
13:55~14:20研究講演3
「高齢者障害者配慮規格の技術基盤構築」
伊藤 納奈 (人間情報研究部門 主任研究員)
セッション4 「効率からQuality of Workへ」
14:20~14:50招待講演4-1
「100年ライフ時代の人が主役となる新たなものづくり~労働価値の変換と経済成長に向けて~」
岩井 匡代 様 (三菱電機株式会社)
14:50~15:20招待講演4-2
「製造現場における生体計測の応用可能性とQoW指標への発展」
三宅 秀之 様 (大日本印刷株式会社)
15:20~15:30休憩
セッション5 「サービス標準化の国内外動向」
15:30~15:50招待講演5-1
「サービス分野の標準化と新たな基準認証の在り方について」
藤代 尚武 様 (経済産業省 産業技術環境局)
15:50~16:15招待講演5-2
「シェアリングエコノミー・モデルガイドラインに基づく認証制度(共同規制)の取り組み(仮)」
石原 遥平 様 (株式会社スペースマーケット)
16:15~16:35研究講演5-1
「観光サービスの問題意識と標準化」
山本 吉伸 (人間情報研究部門 主任研究員)
16:35~16:45休憩 (ワークショップ準備)
16:45~17:55ワークショップ
「AR・MR・VRの標準化: 技術の未来と人との共生のために」
(モデレータ: 持丸部門長)
17:55~18:00閉会挨拶
谷川 民生 (人間情報研究部門 副研究部門長)

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講演概要

講演概要は受領したものから順次掲載いたします。

講演/招待講演

持丸 正明

人間情報研究部門 研究部門長

講演概要
「超多様化社会に応える人間中心思想をモノからサービス、そして組織経営へ」
(TBA)

杉山 智康 様

特定非営利活動法人キッズデザイン協議会

講演概要
「キッズデザインガイドラインと認証の取り組み(仮)」
(TBA)

高橋 玲子 様

株式会社タカラトミー

講演概要
「アクセシブル・デザインの標準化 —その課題と可能性—(仮)」
(TBA)

岩井 匡代 様

三菱電機株式会社

講演概要
「100年ライフ時代の人が主役となる新たなものづくり~労働価値の変換と経済成長に向けて~」

【関連資料】
 「人」が主役となるあらたなものづくり~活力ある高齢化社会に向けて~ (産業競争力懇談会 2016年度 プロジェクト最終報告)

三宅 秀之 様

大日本印刷株式会社

講演概要
「製造現場における生体計測の応用可能性とQoW指標への発展」

【関連資料】
 「人」が主役となるあらたなものづくり~活力ある高齢化社会に向けて~ (産業競争力懇談会 2016年度 プロジェクト最終報告)

藤代 尚武 様

経済産業省 産業技術環境局

講演概要
「サービス分野の標準化と新たな基準認証の在り方について」
(TBA)

石原 遥平 様

株式会社スペースマーケット

講演概要
「シェアリングエコノミー・モデルガイドラインに基づく認証制度(共同規制)の取り組み(仮)」
(TBA)

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研究講演

西田 佳史

産総研 人工知能研究センター 研究チーム長

講演概要
「社会問題を産業に変換する試みとしてのキッズデザイン」
(TBA)

伊藤 納奈

人間情報研究部門 主任研究員

講演概要
「高齢者障害者配慮規格の技術基盤構築」
(TBA)

山本 吉伸

人間情報研究部門 主任研究員

講演概要
「観光サービスの問題意識と標準化」
(TBA)

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ワークショップ

テーマ
     AR・MR・VRの標準化:技術の未来と人との共生のために
モデレーター
     持丸 正明 人間情報研究部門 研究部門長
話題提供
話題1: 兵頭 啓一郎 様  コニカミノルタ株式会社 (ディスプレイを身につけると…—使用者への影響—)
話題2: 坂田 礼子 様  三菱電機株式会社 (ダイナミックサイニングの標準化(仮))
話題3: 蔵田 武志  産総研人間情報研究部門 (PDRのベンチマーク標準化)
話題4: 渡邊 洋 産総研人間情報研究部門 (映像の生体安全性評価の標準化)
討論

事前参加登録

当日は受付開始から開会までの時間が短いため、受付は混雑が予想されます。 受付作業を円滑に行なうため、参加をご希望の方には事前登録をお願いしておりますのでご協力をお願いいたします。

事前登録は2017/09/22 13:00まで受け付けております。
登録される方はこちらよりお願いいたします → https://www.dh.aist.go.jp/Workshop/SHI2017/registration.php

事前受付に関するお問合せは事務局([javascript protected email address])までご連絡ください。

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