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研究内容

傷害予防工学研究チーム

日本では、1960年代以来、1歳以上19歳までのこどもの死因の第1位は、事故に起因する傷害であり、製品による不慮の事故が社会問題化しています。 傷害予防工学研究チームは、不慮の事故に起因する傷害を科学的アプローチによって予防するための科学技術を開発するのみならず、医療機関・関係省庁・産業界と連携をとることで、開発された科学技術が社会から利用可能なように社会システム化することを目標としています。

事故による傷害を予防する社会システムとして、デジタルヒューマン工学研究センターでは、2006年に安全知識循環型社会システムの概念を提案し、その社会実装を推進しています。安全知識循環型社会システムは、

  1. 医療機関を核として子どもの事故に関するデータを収集する事故サーベイランス技術、
  2. 収集されたデータを解析し,子どもの行動や事故の発生プロセスの計算モデルを構築し、行動・事故の計算モデルに基づいて,事故の予防策を開発する事故制御モデリング・傷害シミュレーション技術、
  3. 社会にリスクを伝達したり、事故予防策を普及させたりするためのリスクコミュニケーション技術

を一つのループとしてつなぐことで、事故データを蓄え、事故データを対策法へと知識化し、開発された対策法の効果を評価し,持続的に改善していくという社会的フィードバック系を実現するシステムです。

研究の枠組み