人体寸法の計測法
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人体寸法計測は、いわゆる「マルチン式計測器」を用いた手計測によるものが大部分です。人間を測るための、特殊な計測器を使います。これらは、1 mmピッチの目盛りがうってあり、人体の様々な部位を簡便に測るのに都合よくできています。

2001年末現在の段階では、非接触式人体3次元形状スキャナから得られた寸法は、手計測された寸法に比べて再現性が低いうえ、手計測された値と必ずしも同じ値にはなりません。3次元スキャナで測った寸法は、手計測した値と比べた妥当性評価がきちんとなされていない限り、従来の手計測で測られた寸法とは別物とみなすべきです。

計測器具
人体寸法のための計測道具は、以下のようなメーカが製造しています。購入する場合は、できるだけ実物をさわって、価格と使い勝手を考慮して決めることを奨めます。

計測精度
熟練した計測者により手計測された人体寸法の再現性(同じ計測者が同じ被験者を2回測った時、どの程度2回の計測値がくい違うか)については、以下のような文献があります。3次元形状スキャナの計測精度は、計測空間の大きさとカメラの解像度に依存します。一般に、熟練した計測者の計測データの再現性と精度は、3次元スキャナによる計測データより、むしろまさっています。

Kouchi M., et al., 1996: Random errors in anthropometry. Journal of Human Ergology, 25:155-166.

計測法の教科書