研究内容人に合わせるデジタルヒューマン

足の形態特徴と適合靴

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あなたの履いている靴はあなたの足に合っているでしょうか? デジタルヒューマン研究センター(旧名称:生命工学工業技術研究所)では、日本人の足の形態特徴を分析し、日本人の足に適合した靴の設計手法に関する研究をしております。

足、靴型、靴
どうして足に合った靴が見つからないの?
あなたは自分の足にフィットしたお気に入りの靴を何足持っていますか?なかなか足に合った靴が手に入らないというのが実状ですね。みなさんの足に合わせるための靴のサイズのJIS規格や、靴の形を決める靴型の話をして、どうやって足と靴の適合性を高めていこうとしているのかを説明します。
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足のサイズ測定法
靴のJIS規格では、靴の長さを表す足長と、周囲長を表すウィズでサイズが規定されています。これに対応して、皆さんの足にもそれぞれ足長と足囲があるわけです。ここでは、靴のJIS規格に対応した足の寸法の測り方について説明します。
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若い人の足は長く細くなっている
デジタルヒューマン研究センターでは、日本皮革産業連合会の1987年のデータを基に、成人男女合わせて約1000人の足長と足囲の分布状態を調査しました。若い世代の日本人の足は、より細く、長くなっているようです。
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足のアロメトリー
アロメトリーとはなんでしょうか?足が大きくなるとき、数学的な相似形を保って大きくなるわけではありません。そのような大きさにともなうプロポーションの変化をアロメトリーといいます。足長の大きい若い人では足の細身傾向が一層はっきりします。
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子供の頃から進む指の変形
日本人の足の親指と小指の曲がり角度が年齢とともに増加していることがわかりました。学齢期にはいってから20歳までの間に、指はどんどん先すぼまりになっていきます。もちろん、外反母趾として問題になるほどではありませんが、外反母趾予備群が増えていくのは間違いなさそうです。
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日本人の半分は足が曲がっている?!
足長やウィズをいくら合わせても、足の形と靴型の形があっていなければ、適合性は向上しません。そこで、デジタルヒューマン研究センターでは、日本皮革産業連合会の1987年のデータを基に、成人男女合わせて約1000人の足の輪郭形状の特徴を調査しました。その結果、日本人の半分以上は、足の中心軸が曲がっていて、踵が外側に振れていることがわかりました。市販されている靴型は中心軸がまっすぐですから、このままでは適合しませんね。
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あなたの足は標準型?それとも扁平型?
足の3次元形状計測を行い、足底の2次元的な形状だけでなく、足全体の3次元形状を分析しました。その結果、日本人の足の形で最も重要な個人差は、足軸がまっすぐで甲の高い標準型と、足軸が曲がっていて甲の低い扁平型を区別するものであることが分かりました。標準型の人は、現在の直線型の靴型でも履くことができますが、扁平型の人は適合性に関する不満が募っていると思います。
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適合する靴型設計に向けて
足軸の曲がった人に対応した靴型が設計できるように、そして足の形状特徴まで考慮したタイプ分けができるように、デジタルヒューマン研究センターではComputer Graphics分野のFree Form Deformation技術を応用した足の形状類似度分類と、適合靴型設計手法の開発を行っています。
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m-kouchi@aist.go.jp
m-mochimaru@aist.go.jp