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奈良先端科学技術大学院大学   情報科学研究科

デジタルヒューマン学 連携講座

客員教授:加賀美 聡    客員准教授:西脇 光一

講座説明会・見学会

 
             <日>          <時>           <場所>
[講座説明会]   4月 4日(水)     17時より19時    A棟5階ロボティクス講座において
[見学会]      4月 7日(土)     13時より17時    産総研臨海副都心センター

   (注)希望者はなるべく講座説明会にご参加下さい。または、お気軽に加賀美 s.kagami@aist.go.jp までご連絡下さい。
講座概要

当教育連携講座は、2003年度より東京・お台場にある産業技術総合研究所デジ タルヒューマン工学研究センター内に設置されています。産総研は経済産業省 の経済・産業行政に関わる研究開発を担当する独立行政法人です。当センター は2001年に金出武雄連携教授がデジタルヒューマンと名づけた、人間の機能の 計算機モデルの研究を目的として設立されました。2012年度からは、金出は 奈良先端大の連携教授ではありますが、教育連携講座の担当からは外れていますが、 研究室では指導を受ける機会があります。

産総研デジタルヒューマン工学研究センターでは、人間 の機能を計算機により再現することを目的としてデジタルヒューマンと 名づけた研究を行っています。具体的には人間の機能をa) 生理解剖的、 b) 運動機械的、c) 認知心理的、の三つに分類し、それぞれを計測技術、 モデルおよびデータ、提示技術の三つの観点から研究しています。これ らを一貫して研究することで、さまざまな産業分野にデジタルヒューマ ン技術の応用を広げることができるというのが当センターのミッションです。

デジタルヒューマン工学研究センターからのメッセージ


ロボットに代表される人工的なシステムにとって、人間と人間環境に対する理解機能とこれに基づく適切なサービスの提供機能は、いま最も実現されていなくて、しかし最も重要な機能であると考えています。そこで本講座では人間とその生活機能の計算機モデルの研究、およびこれを利用した知的なサポートを行うシステムの研究を行ってきています。以下に主な3項目について述べます。
金出 武雄 略歴

kanade 1974年 京都大学 電子工学科 博士課程修了 (工学博士)
1976年 同 助教授
1980年  カーネギーメロン大学 計算機科学科・ロボット研究所高等研究員
1982年  同テニュア付准教授
1985年  同教授
1992〜2001年 カーネギーメロン大学ロボティクス研究所 所長
1993年  カーネギーメロン大学 U.A. and Helen Whitaker 記念教授
1998年〜  カーネギーメロン大学 U.A. and Helen Whitaker 記念全学教授
2001〜2002年 産業技術総合研究所 デジタルヒューマン研究ラボ ラボ長
2003〜2009年 産業技術総合研究所 デジタルヒューマン研究センター センター長
2010年〜 産業技術総合研究所 非常勤フェロー

CMU Robotics Institute の個人ホームページ
デジタルヒューマン工学研究センターの個人ホームページ

加賀美 聡 略歴

kagami 1994〜1997年 日本学術振興会 特別研究員 (DC1)
1997年 東京大学大学院 工学系研究科 情報工学専攻博士課程修了.博士(工学)
1997〜2001年 東京大学リサーチアソシエート
2001〜2002年 産業技術総合研究所 デジタルヒューマン研究ラボの主任研究員
2003〜2009年 産業技術総合研究所 デジタルヒューマン研究センター,ヒューマノイドインタラクションチーム長、2009年より同副センター長
2003〜2006年 科学技術振興機構 さきがけ研究員(併任)
2010年〜   産業技術総合研究所 デジタルヒューマン工学研究センター、副センター長  

デジタルヒューマン工学研究センターの個人ホームページ

本年度に募集する研究テーマの案(本人の希望を優先するので、これに限りません)

  • 車輪型サービスロボットによる人間環境理解の研究

    本研究室では建物内・屋外の地図作成および自己位置認識・経路計画・経路追従制御 を統合した自律移動ロボットを研究開発してきています。移動しながら地図を作り続けたり、 人間を発見し識別し続けることにより、人間の生活行動、物や場所の使い方などが だんだん分かってくるようなロボット技術について研究します。


  • 生活支援のためのマニピュレーションの研究

    日常環境にある片手でつかめる程度の物体を自動で持ってこられるロボット実現のために、カメラやレーザ距離センサを用いた物体の形状の認識方法、つかみ方,アプローチのしかたの計画方法、人間が教示するための良いインタフェースの構築法及びその統合方法の研究をします。


  • ヒューマノイドの自己位置・姿勢の精密な同定

     ジャイロスコープ、加速度計、カメラ、関節角度センサ、床反力センサの情報をセンサフュージョン技術により統合し、ヒューマノイドが環境中をどう動いたのかを、0.01[m]の精度で、またその姿勢を0.05[rad]の精度で知る方法を研究します。


  • 画像と距離画像からの人間発見、行動理解、物体発見、顔認識手法等の研究

    当研究室では人類学者・人間工学者により日本人の頭部や全身の三次元形状のデー タベース作成、および動きのデータベース作成を行ってきています。また金出は画像処理の 第一人者です。( CMU のPeople Image Analysis Consortium のリンク)   本研究では、ロボットや部屋に接置したセンサ、人間に装着したセンサから人間環境の理解、 人間の発見と個人の識別などの研究を行います。


  • 全方位に高感度な低サイドローブマイクロフォンアレイの研究

     ロボットに搭載するための全方位望遠マイクを実現する手法として、無指向性マイクの最適配置により実現する手法と、これを用いて複数の音源を高精度に定位し、分離することが可能なシステムを構築する技術を研究しております。これにより移動する複数の音源を別々のストリームとして取り出すことが可能です。  開発したシステムの一例として、直径335mm、32chのマイクアレイで500〜3000Hz で定位精度6度、目的方向以外の周波数平均利得-16.9dB、最大5つの移動音源(ただし音源間は最小で15度以上離れていること)で同時に検出可能な屋内ロボット用システムがあります。


  • リアルタイムディペンダブルOS: ART-Linuxの研究

     産総研ではロボットの実時間制御を目的として Linux を改良した ART-Linuxと呼ばれる 実時間OSを10年来開発してきています。現在は JST CREST のプロジェクト(研究代表者:加賀美)により、本OSをディペンダブルにするという研究開発を行っています。研究の目的はシステムの異常を実時間に検出したり、安全に停止させたり、異常の記録が保持する仕組みの実現です。



  • デジタルヒューマン工学研究センターの文献データベース

  • 文献データベース
  • 研究設備

  • 全身・頭部・足部形状計測装置
  • モーションキャプチャシステム(Motion Analysis Eagle 16台)
  • 六軸床反力・分布型床圧力計
  • 全身型ヒューマノイドロボットHRP2、HRP3
  • 歩行実験用天井クレーン
  • 車輪移動ロボット Penguin2、Segway RMP200ATV
  • 全方位に高感度な低サイドローブマイクアレイ
  • 位置測量システム(Topcon GPT-9000AC)
  • CMU、奈良先端大とのテレビ会議システム(ミーティングと遠隔授業受講に使用)

  • メンバー

    D3
  • 吉崎 航

  • M2
  • 大庭 亮


  • 過去の卒業生(卒業年次、就職先)

    2004年度
  • 高岡 豊・M2・トヨタ自動車
  •    
  • 増田 学・M2・パナソニック

  • 2005年度
  • 桝永 沙織・M2・全日本空輸

  • 2006年度
  • 堀内 崇宏・M2・森精機製作所

  • 2008年度
  • 荒井 優輝・M2・トヨタテクノクラフト
  • 野村 尚央・M2・コナミ

  • 2009年度
  • 鈴木 夢見子・D3・産業技術総合研究所

  • 2010年度
  • 濱田 薫・M2・キャノンテック

  • 2011年度
  • 本山 裕之・M2・パナソニック


  • 2011年度までの主な成果

  • 学術雑誌論文4報
  • 査読付き国際会議論文13報
  • 国内会議論文27報

  • 連絡先

    独立行政法人 産業技術総合研究所 デジタルヒューマン工学研究センター
    ホームページ
    〒135-0064 東京都江東区青海 2-3-26
    TEL 03-3599-8201(代表), 03-3599-8315(直通)
    FAX 03-5530-2066
    E-Mail s.kagami@aist.go.jp


    s.kagami@aist.go.jp
    Last modified: Tue Apr 3 22:11:39 JST 2012